20130311

20130316

震災から2年が経過しました。3月11日は様々な想いを巡らせながら、それぞれの場所で過ごされた1日だったと思います。

私の心に浮かんでくるご夫婦は、石巻の門脇にお住まいでした。祖父母や父と長年の親交があり、音楽がとても好きなご夫婦で、私も小さい頃からよくお会いしてました。
Wさんはコカリナという、木で作られた笛を演奏する名人で、私の祖母が亡くなった時、葬式後の直会の場で「ふるさと」を演奏して下さったことがあります。コカリナが生み出す温かい音色は、どこか懐かしい空気があり、祖母を想い、会場に集まって下さった方の心をやさしく包む演奏でした。祖母が他界する一週間前の話ですが、私が静岡からGWで帰省をしたときに、妹と何気なくピアノを弾いて遊んでいたら、兄と祖母が部屋に集まってきたので、みんなが知っている曲「ふるさと」を一緒に歌いました。それが祖母と過ごした最後の思い出でだったので、Wさんの演奏は涙がとまらない出来事でした。
仙台に戻りgingaの活動をするようになってから、奥様はシャンソンの発表会で身につけるアクセサリーを何度かオーダーして下さったことがあり、ドレスに栄えそうな赤いガラス玉でペンダントとイヤリングを2種類と指輪をお作りしました。50歳も年齢が離れた私に、人前に出る大事な場面で身につけるものを、よく作らせてくれたものです。奥様の思いやりに感謝をしながら、お気持に答えられるように励んで作りました。

Wさんは親しい方との別れのシーンで、何度もコカリナを演奏されていたようです。
黙祷をしたあと、自分勝手な気持ちではありますが、今年もお二人と帰りを待つご家族に向けて「ふるさと」のピアノをひきました。来年も再来年もずっと続けていこうと思います。もっと練習します。

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stained glass Ginga

Author:stained glass Ginga
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